先日、保有している優待株の紹介その1として、食品会社の保有株式を紹介しました。
今日は優待株第2弾として、おじさんが持っている外食産業の株式を紹介します。
おじさんが持っている外食産業の銘柄は、今季業績を悪化させているところが多いです。
優待券をもらえても、株価がだだ下がりでは元も子もありませんので、十分調べてから投資を行ってください。
おじさんが保有している外食産業の優待株
おじさんが保有している外食産業の株式をまとめました。保有株式数は、優待内容に書いた優待券をもらえる丁度の株式数を書いています。株式分割や、買い増し途中で買うのを止めてしまった銘柄もあり、正確にはもう少したくさん持っている銘柄もあります。
銘柄コード | 銘柄 | 保有株式数 | 優待内容 |
2702 | 日本マクドナルド | 100 | 半期毎に6枚セット |
3178 | チムニー | 500 | 半期毎に1.5万円 |
3197 | すかいらーく | 500 | 半期毎に1.5万円と1.8万円を交互 |
7421 | カッパ・クリエイト | 100 | 半期毎に3千円 |
7554 | 幸楽苑 | 500 | 年に一度1万円 |
7581 | サイゼリヤ | 100 | 年に一度2千円 |
外食株はもう少し多く持っているのかと思っていましたが、計6銘柄でそれほど多くありませんでした。
チムニー・すかいらーく・カッパクリエイトはグループ内の色々なレストランで使用できる優待券が送られてきます。もっといろいろ保有していると思ってしまっていたのは、色々なブランドのレストランを経営している銘柄をいくつも持っているからかもしれません。
おすすめの外食優待銘柄は?
業績が悪化している銘柄が多いので、おすすめと言って良いのかどうか自信がありませんが、保有している銘柄をいくつか紹介します。
日本マクドナルド
まずはみんなが大好きなマクドナルドです。数年前まで株価は大低迷、マクドナルドはもうだめだと散々叩かれていましたが、カサノバ社長を筆頭に社員の方々の真摯で丁寧なお客様対応が功を奏し、業績は回復し、お店も混んでいることが多くなりました。
業績は今期も好調です(会社の近くのマクドナルドもいつも混んでいます)。第3四半期(マックは12月決算の会社です)の決算報告が11月8日に発表されましたが、期初に発表した予想通りに推移しているようです。
既存店舗の売上高、客数、客単価はいずれも前年度より増加しており、売上高は16四半期連続の上昇だそうです。(表は日本マクドナルドWeb Site IR情報にある第3四半期決算報告書より抜粋)

利益が減っているのは税金の関係によるそうです。
業績の回復に伴い、株価はおおむね好調です。

株主優待は、ハンバーガー、サイドメニュー(要するにフレンチフライ)、ドリンクを好きなものを好きなサイズで組み合わせてセットメニューを作れる優待券を100株保有の株主に対して半期に6枚送られてきます。(下記見本はマクドナルドのWeb Site内の優待情報より)

優待券は切り離して、ドリンクのみ・ハンバーガーのみなど、単独でも使えます。また、パティが2倍の夜マックも追加料金なしでいただけます。
10年前は株価が2000円以下でしたので、株価は依然と比べると割高になってしまいました。
また、配当の方針は良く分かりません。配当金は、10年以上前から業績が良くても悪くても一株30円をかたくなに守り続けていて、増配してくれる気配はありません。
株主還元は、もう少し積極的になっても良いと思うのですが・・・・。
カッパ・クリエイト
カッパ・クリエイト(かっぱ寿司)は、様々なレストランで優待券が使えます。
初めての優待権利の時に株主用のカードが送られてきて、半年に一度カードに3000円分のポイントがチャージされていきます(100株保有の場合)。会計の時にカードを渡して「優待券で」と伝えれば株主優待ポイントで支払いを行うことが出来ます。
コロワイドグループとなる前はかっぱ寿司だけで使える紙の優待券でしたが、コロワイドグループの一員となってからはこのカードシステムになりました。
かっぱ寿司をおすすめする理由は、コロワイド・アトムのグループで優待を使用できることです。
我が家では、子供も含めて家族4人で株主になり、時々ご飯を食べに近所のお店に行っています。(優待乞食みたいで申し訳ないのですが・・・)
かっぱ寿司の他、グループの店舗で使用できるのですが、気長家ではステーキ宮やイタリアンのラパウザ、そば居酒屋の三間堂などで優待券を使っています。
業績はもう何年も低迷していて、スシロー、くら寿司、はま寿司と比較されて一人負けなんて言われていましたが、最近ようやく業績が上向いてきたようです。
我が家の最寄のかっぱ寿司は、回らない回転寿司屋さんになってしまいました。ちょっと高級路線に走っているように思いますが、それでも十分に安いので、戦略としては成功しているのではないかと思います。
業績は低迷し、無配当の年まであったのですが、株価は10年チャートではほぼ一貫して右肩上がりです。

理由は良く分かりません。
先日10月末には今期(2020年3月期)の業績予想を上方修正しています(当期純利益7.4億円を8.9億円に修正)。年間の売上高は約800億円ですので、もう少し頑張ってほしいような気がしますが、今後の業績の本格回復に期待します。
チムニー
次に紹介したいのでチムニーです。はなの舞やさかなや道場などの居酒屋中心なので、家族で使うのには少し難がありますが、ランチ営業をしている店舗もあります。
家の近所やよく出かけるところに店舗がある方、またお酒が好きな方、飲みニュケーションが好きな方にもお勧めです。
チムニーは、100株株主(半期で5000円)と500株株主(半期で15000円)とでは送られてくる優待券の種類が異なります。100株株主は1人あたり500円の割引券で、会計では一人につき1枚の優待券(割引券)しか使えません。優待利回りは少し下がりますが、500株株主になると、本来の優待券が送られてきます。一度に一人何枚でも使用することができる、使い勝手の良い優待券です。
「店舗が近くにない」という株主の方向けには、カタログ商品を選択することもできます。
我が家はお米、魚の干物とウイスキーを頂いたことがあります。干物は大きくて食べ応えがありました。(下記はヤフーファイナンスの株式情報より)

チムニーの今年の業績はあまりよくありません。
2017年3月期には当期利益が20億円近くありましたが、2020年3月期の予想当期利益は7億円です。年を重ねるたびに利益が下がっています。利益の減少に呼応するように、株価もズルズルと下がってきています。

ということで、あまりお勧めできないかもしれません。
はなの舞などの居酒屋が好きな方で、長期で保有予定の方で興味がある方は検討してみてください。
サイゼリヤ
サイゼリヤも時々業績低迷のニュースが出てくるようになりました。
理由は、「全面禁煙化の影響」「いまだにキャッシュレス主義でカードや電子マネー決済が遅れている」などと言われていて、以前の飛ぶ鳥を落とす勢いだった時代は過去のものとなってしまいました。
株価も低迷しています。

それでも、今年8月の決算では前年度よりも良い決算でした。

サイゼリヤの優待は、少し前まで、スパゲッティ、オリーブ油、スパゲッティソースなどの食品でした。普段買わないようなイタリア直輸入の商品で非常においしく、毎年楽しみにしていました。
しかし、宅配便での郵送コストが高いのか、最近サイゼリヤで使用できる優待券に変わってしまいました。
おじさんはイタリヤの食材を楽しみにしていたので、ちょっとがっかりです。でも、子供はサイゼリヤが好きなので、たくさん行けるようになったと喜んでいます。
すかいらーくと幸楽苑
この2つは以前記事にしていますので、ちょっと古いですがそちらをご覧ください。
すかいらーくは、株価が再び2000円を超え、上昇トレンド継続といった感じです。

一方の幸楽苑はボロボロです。未だ保有を続けています。
最近お店の雰囲気が依然と異なり、またお店も混んできたような気がするので、株価がまた上昇していくのを期待します。

それでは、
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