不動産投資信託(リート)を長期保有しています

オフィスビルリート

おじさんは不動産投資信託(リート)も保有しています。

初めて購入したのが2006年なので、荒波に飲み込まれながらかれこれ13年以上保有しています。
リーマンショックが起こった時には、株式以上に地獄を見ました。今思えばリーマンショック後投資口価格の下落はリートにとって絶好の買い場であり、その時積極的にリートを買っていた人は今ではファイナンシャルフリーな生活を送っている人もいると思います。
おじさんは株価低迷期には全く追加購入は出来ませんでしたが、売却せずに我慢できたことと、株価が上昇を開始したときに少しだけ買うことが出来たので、大成功とはなりませんでしたが長期投資家としての面目は保つことが出来たと考えています。

リートを購入したきっかけ

高配当の安定した投資先として、リートを紹介した記事を読んだのがきっかけです。
不動産投資といえば、安定した収入が毎年入ってくる健全な投資というイメージがありました。
具体的には、
元々の地主さんがアパートやマンションを建てて賃貸経営をしている、
事業計画を立てて銀行に融資してもらい、ローンを返済しながら同時に利益を上げていく、
という投資というよりも事業を行っている側面が強いというイメージを持っており、
おじさんのようなサラリーマンが片手間に出来るような簡単なものではなく、労力を掛けて仕事として行うものと思い込んでいました。

しかし記事を読むと、何と大手不動産会社がスポンサーとなり、レジデンス(マンション)の他、商業施設やオフィスビル・物流倉庫などを集めて証券化し、安定した配当実績もあり人気だというではないですか?

そんなにおいしい話があるものか、儲かるのであれば不動産会社は自ら所有して自分で商売をすれば良いか?なんで外部に売る必要があるのだろうか?
と疑問も色々湧きましたが、
・複数の大手不動産会社がリートを上場しているので詐欺ではないだろう
・上場してから数年経っているので、市場価格は信用できるものだろう
・バブルの負の遺産を精算するために、不動産業界は現金を欲していたのではないか(勝手な想像)
・毎年利益を出し、3 – 4%の配当金を出し続けている
と考え、リートを通じて不動産投資に挑戦してみることにしました。

リートの購入

不動産の将来性に関しては、不動産価格は今後下落していくと当時考えていました。(今でもそう考えています)。
なので投資口価格の上昇を目的にはせず、現状を維持できればOK、配当込みでプラスの収益を得るこという低めの目標を立てたのが、リート購入の決心がついた理由の一つです。
大手不動産ディベロッパーから様々なリートが上場していましたが、投資口価格の上昇ではなく配当を期待していたので、配当が高かった次の2つの銘柄を購入しました。
購入時の価格とその後の推移はつにの通りです。

1.オリックス不動産投資法人 (8954)
大手の有名どころの中では配当利回りが高かったので購入。沿線のブランド力から東急不動産と迷いましたが、リスク分散を考えて物件が比較的ばらけているオリックスを選びました。
2006年4月に790,000円 (5分割しているので158,000円相当)で1口購入。当時はこのくらいの投資口価格の銘柄が多く、購入ボタンのクリックにはなかなか勇気がいりました。
分配金をもらいながら、投資口価格も順調に上がっていって喜んだのもつかの間、2009年初めに現在の価格で56,000円まで下がります。
2011年~12年にかけても酷い下げがありましたが、その後は価格を回復し、現在では200,000を超えました。11年秋にはもう1口を375,000円 (現在の71,500円)で追加購入しています。
分配金も毎年きちんと支払われており、今後も長期で保有予定です。分配金であるインカムゲインに加えて、キャピタルゲインも得ることが出来ています。
(下記、見えませんね。後で張り替えます)

2.スターツプロシード投資法人(8979
当時東証でなく唯一ジャスダックに上場していたリートです。”ピタットハウス”のCMが良く流れていたことからスターツの名前は知っていました。他の銘柄と比べて知名度や規模が見劣りする分配当利回りは良かったです。
利回りと小規模リートを応援するつもりで、同じく2006年4月に203,000円で1口購入。その後、増資を行ったのが原因で価格は下がり気味でしたが、分配金が良かったので2006年~07年にかけて18万円台で計10口まで購入したところで再び増資で下落、さらにリーマンショックを迎え、株式の最安値は2008年11月に
41,800円をつけてしまいます(当時のチャート取り出せず・・)。その後投資口価格は回復しています。2017年の初めに150,000円程度で8口追加購入し、最近ようやく平均購入価格まで戻りました。分配金が現在の価格で4.5%ありますので、十分な利益を出せています。
(下記なんだかわかりにくいので、後で張り替えます。)

リートはレバレッジを聞かせて運用しているので、リーマンショック(=サブプライムローンによる金融不安)のようなことが起こるとまたとんでもない目に合うリスクもありますが、長期投資として長く保有していると、投資口価格の下落もちゃんと乗り切っています。
長期でノンビリと保有してみるのも良いのではないでしょうか?

ちなみにおじさんは、2011年と2017年に他の投資信託も色々買っています。また次回以降紹介していきたいと思います。


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