おじさんは投資信託の積み立て投資をしています。投資信託の積み立て投資はあまり面白い投資方法ではありませんが、投資の基本に従って、
- ドルコスト平均法で投資を行う。毎月定額を必ず買う。
- 市場の平均のリターンを狙いインデックス投資(アクティブでなくパッシブ運用)を行う
- ウォーレン・バフェット氏を信じ、米国株中心の運用を行う
を実践しています。(リートや新興国株も買ってるけどね)
行っている積み立て投資信託の種類
積み立て投資は、次の3種類で行っています
企業型確定拠出年金
一つ目は企業型確定拠出年金で、給与やボーナスからの自動天引きで積み立てています。2018年に会社が導入したので、資産形成と節税を兼ねて始めました。と言っても月々16,000円の積み立てなので、積み立て額としてはちょっと物足りません。
積み立ては、
- 先進国株式 25%
- 新興国株式 25%
- 先進国リート 30%
- Jリート 20%
の比率ですべてインデックス投資です。株式半分でリートが半分、あまり何も考えずに決めてしまいましたが、20年後に向けた資産ですので、リートはいらなかったかな?という気もしていますが、今のところリートの成績が株式を上回っています。
私の会社の確定拠出年金で不満なのは、信託報酬の高い投資信託ばかり用意されていることです。今度確定拠出年金の不満な点について記事にします。
つみたてNISA
2つ目はつみたてNISAです。
以前記事にしましたが、長期投資のできない一般NISAの仕組みにはあまり興味がありませんでした。
つみたてNISAは20年の長期運用ができるので、お付き合いしている銀行の担当者の口車に乗っかり今年に入ってから月々3.3万円を先進国株式100%で積み立てています。
楽天証券の一般口座で普通に積み立て投資
楽天証券で投資信託の積み立て投資を行っています。
購入している銘柄が大発散してしまっていたので、今日積み立てている銘柄の大部分を解約して交通整理を行いました。
楽天証券の積み立て投信の整理
ハッピープログラムによる楽天スーパーポイント
楽天証券では、楽天銀行と楽天証券の証券口座を紐付けするとハッピープログラムなるプログラムに参加できます。
今年の6月まで、ハッピープログラムに参加した上で楽天銀行からの自動入金により投資信託を購入すると、1日15件を限度に1件当たり楽天スーパーポイントを3ポイントもらうことが出来ました。
1件100円の投信購入でも3ポイントもらえたので、100円投資を行えば3%分のポイントが貰えるなんとも太っ腹な制度でした。
今年の初めにこの制度を知ったおじさんは、管理費用(信託報酬)の低い投信を片っ端から毎月100円の積み立てで購入することにし、30近い銘柄の100円積み立て設定をしました。
ひと月に900ポイントも付いていた??のかどうかは覚えていませんが、数100ポイントは付与されていました。
楽天がこのような買い方をユーザーがすることを想定していたのかいなかったのかは分かりませんが、こんな大盤振る舞いが長く続くはずもなく、今年6月に楽天は制度を改訂(改悪)し、1ヶ月に3件(=9ポイント)までしか自動入金のポイントが付与されなくなってしまいました。
整理の内容
昨日までの積み立て投資信託銘柄
次の投資信託で管理費用の低いもの(概ね0.3%以下)を片っ端から購入していました。
- 国内株式 (日経平均とTOPIX) : ニッセイ, eMAXIS Slim, iFree
- 先進国・米国株 : たわら, Smart-i, SBI, ニッセイ, 楽天バンガード, eMAXIS Slim, iFree, 野村
- 新興国株式 : SBI, ニッセイ, eMAXIS Slim, iFree, i-SMT
- 全世界株式 : SBI, eMAXIS Slim
- Jリート : Smart-i, たわら, ニッセイ, iFree, 明治安田, 三井住友
- 先進国リート: Smart-i, たわら, ひとくふう, ニッセイ, iFree, 三井住友
- バランス : りそな, たわら, ニッセイ, eMAXIS Slim, iFree, 野村
運用会社によりどの程度運用に差が出るのかという興味もあり、色々買うことにはあまり抵抗がなかったです。
一つの運用会社でも、為替ヘッジの有り無しや、バランスファンドは堅実~積極運用や3,6,8資産などをそれぞれ購入していました(汗)。
楽天ポイントがなくなってもそのまま購入を続けようかと思いましたが、いかんせん数が多すぎます。管理するのが面倒だったので、連休の本日、ポチポチと積み立ての解除と投信の解約を行いました。
楽天証券や投信運用会社にはご迷惑をお掛けいたしました。大変失礼いたしました。
現在の積み立て投資信託銘柄
さて、楽天証券で積み立てを続けることにした投資信託の銘柄は次の通りです。
運用会社の比較を続けるのは面白そうですので、各種類毎に3銘柄に絞りました。
先進国株式
- たわらノーロード 先進国株式 (0.10989%)
- ニッセイ 外国株式 (0.10989%)
- eMAXIS Slim 先進国株式 (0.10989%)
新興国株式
- SBI 新興国株式 (0.196%)
- ニッセイ 新興国株式 (0.2079%)
- eMAXIS Slim 新興国株式 (0.2079%)
全世界株式
- たわらノーロード 全世界株式 (0.132%)
- SBI 全世界株式 (0.1102%)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) (0.132%)
バランス
- たわらノーロード バランス(8資産均等型) (0.154%)
- ニッセイ インデックスバランス(8資産均等型) (0.1749%)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) (0.154%)
リート
- Smari-i 先進国リート (0.22%)
- Smart-i Jリート (0.187%)
右側の%はそれぞれの投信の管理費用です。
全世界株式やバランスファンドには先進国株式・新興国株式など入っているので、それぞれのカテゴリーに追加して購入するのは非効率な気がしますが、そもそもの管理費用が低いのであまり気にしないことにします。
日本株の投資信託はすべて解約しました。日本株は、単調な資産運用ではなく投資がしたいので、インデックスを買わずに個別株に投資します。(バランスファンドと全世界株式ファンドは日本株も含んでいるものにしているので、投資信託に全く日本株が含まれていないわけではないですけど・・・。)
リートはSmart-i以外は管理費用が高いので(Jリート・先進国リートでそれぞれ 0.275・0.297%)、Smart-i以外はすべて積み立て購入を解除しました。ただし、Smart-i (りそなアセットマネジメント)は、販売網が弱いのか資産規模が小さいです。管理費用も低く魅力的ですが、インターネット専用であまり営業を掛けられない事情があるのかもしれませんが、りそなにはもう少し販売を頑張ってもらいたいです。
ということで、楽天証券の投資信託は少しすっきりさせました。
そろそろ景気後退局面がやってきそうな雰囲気も漂っているので、現金化しておきたい気持ちもありますが、投資信託こそ資産運用の王道と信じて、コツコツと続けていきます。
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